おしゃぶりは、赤ちゃんが口に含んで吸うことで、安心感を得られるアイテムです。ぐずった時などに使用することで赤ちゃんが落ち着くこともあり、子育ての中のパパママを助けてくれるアイテムでもあります。本コラムでは、おしゃぶりのメリットやデメリットを紹介します。
赤ちゃんには吸啜反射があり、口の周りに触れるものに吸いつこうとします。この吸啜反射により、おしゃぶりをしゃぶったり、母乳を飲んだりすることが出来るのです。おしゃぶりをくわえることで赤ちゃんは落ち着くことができ、泣き止みます。外出時や寝かしつけたい時などの使用が効果的です。
おしゃぶりを使うことで、赤ちゃんの寝つきが良くなるメリットもあります。なかなか眠ってくれない時、おしゃぶりを与えることで赤ちゃんの吸啜反射が満たされリラックスし、眠ってくれるのです。また、赤ちゃんの寝かしつけをスムーズにすることで、親の負担を軽減することにも繋がります。
おしゃぶりを与えれば、赤ちゃんの指しゃぶりの防止にもなります。指しゃぶりをすると、かみ合わせが悪くなったり、言葉の発音が悪くなったりすることがあります。また、おしゃぶりを吸うことにより口の周りの筋肉が刺激され、発達が促されるのです。
一方で、おしゃぶりを使い過ぎることによるデメリットにも気を付けなければなりません。おしゃぶりを使用している間、赤ちゃんは喃語や発声の練習ができなくなります。これにより、コミュニケーション能力の発達を妨げてしまいます。加えて、頻繁に使用することで歯並びに悪影響を与えることがあります。
おしゃぶりを使用する際、衛生管理には注意を払いましょう。赤ちゃんの口に入るものであり、不衛生なおしゃぶりは厳禁です。定期的に洗浄、消毒して衛生な状態を保つようにします。
本コラムでは、おしゃぶりを使うことのメリットとデメリットを解説しました。赤ちゃんを安心させられるメリットがある一方で、頻繁に使用しすぎることで赤ちゃんに悪影響を与えてしまいます。使用するタイミングを判断しながら適切に使用し、子育てに役立てていきましょう。