小学校受験の考査ポイントは4つあります。ペーパーテスト、絵画・制作、行動観察、面接の4つです。
ペーパーテストは、子の年齢に相応しい程度の学力・判断力が身に着いているか確かめるもので、出題されるジャンルは、図形や数、言語、一般常識が主です。

図形では、頭の中で形をイメージする課題が出され、数では、積み木の数を答える課題や数の合成などが出され、言語ではしりとりや語彙力など、一般常識では年中行事や生活のマナーなどが出題されます。

絵画・制作は、芸術的な能力が測られます。これは画一的には評価できないため、子の芸術的な才能をのびのびと伸ばしていくことが必要です。

行動観察は、他の子供達と遊ばせることで協調性やコミュニケーション能力を測るものです。
面接では、母、子にそれぞれ異なる質問がなされ、両親に対しては家庭内での子の様子だけでなく、志望動機や教育方針、子の性格や仕事内容も問われます。

子に対しては、幅広い内容が問われ、それぞれの質問に対し理由や根拠を元に自分の考えを述べることが求められます。